ゲイ、バイセクに「梅毒」が多い原因とその症状とは?

梅毒の感染が増えています。ゲイやバイセクの感染者も多いです。

ここ最近、梅毒の感染者が増加していて、厚生労働省が注意を呼びかけています。
2017年には統計開始以来、梅毒の患者数が最多となりました。

 

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男性の同性間の感染も多い状況です。
2015年の男性感染者1463例のうち、487件が男性同性間の性行為よる感染です(感染症週報)。
フェラやキスだけでも感染しますので、ゲイやバイセクの男性は梅毒への注意が必要です。

 

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「梅毒」ってどんな性病?

梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌に感染して起きる性病で、男性の場合は梅毒の感染している人と性行為することで感染することが殆どです。感染する場所も性器とは限りません。肛門や口、喉にも感染します。こうした患部にアナルセックス、フェラ、兜合わせ、キスなどで接触することで、細菌が自分の体内に入り込んで感染します。

 

性器や口のしこり、赤い発疹、梅毒の症状かも

 

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梅毒に感染してもすぐには症状はありません。潜伏期間があり、感染してから約3週間後から、性器や肛門、唇、口の中、喉などに硬めのシコリができたり、股の付け根部分のリンパ節が腫れたりする症状が現れます。

 

シコリや腫れは痛みを伴わないことが多く、そのまま放置すると数週間から数か月でその症状がなくなります。治ったように思いますが、実は細菌は存在していて、体の中に拡がっていきます。そして、しばらくするとまた新たな症状が現れます。

 

このように梅毒は潜伏と発症を繰り返しながら、症状を変化させて、最悪、体が麻痺したり、痴呆などを起こすなど様々な重篤な障害を引き起こします。

 

厄介なことに、全く症状が現れないこともあります(無症候梅毒)。男性の同性間感染の場合でも「無症候」は少なくありません。

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この場合は、梅毒に感染したことに気づかないまま、症状が進行します。こうなると、定期的に検査を受けるしか予防や早期発見の方法はありません

 

梅毒は治療法が確立しているので、適切に治療を受けると完治します。不安や心配な出来事があったり、実際に異変を感じたりした場合は、早めに検査を受けてみてください。

 

ちなみに、梅毒に感染するとHIVと合併しやすいことが分かっているので、けっこう深刻です。

 

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⇒梅毒の病型(感染して現れる症状の段階)

ゲイやバイセクに梅毒が多い原因は?

 

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ゲイやバイセクに梅毒やHIVなど性病の感染者が多いのは、妊娠の心配がないので、コンドームを使わずに無防備でやりがちなことが理由です。

 

梅毒感染は、特に”生”で行うアナルセックスが大きな原因だと指摘されています。

 

肛門の中の粘膜は弱く潤滑液も出ないので、アナルセックスでは必ず傷つきます。また、肛門は膣に比べて締め付けが強いのでペニスの方も傷つきやすくなります。こうして出来た無数の傷が、梅毒などの病原菌の入口となって感染してしまいます。そして、肛門やペニスの感染した箇所に、別の人が接触することで感染が拡大していくのです。

 

このため、コンドームを使って、直接”生”で接触し合わないようにすることが予防になります。

 

 

梅毒の感染が心配になったら

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シコリや腫れ、赤い湿疹など梅毒らしき症状が現れた場合やあったけど消えてしまった場合は、早めに病院で診察してもらってください。また、症状はないけど、思い当たることや心配なことがあったら、まずは検査を受けてみてください。早い段階で発見できれば治療も簡単です。

 

梅毒の検査は、病院で受けられますが、市町村によっては保健所でも行っていて、無料や少額の負担で受けられます。また、病院や保健所に行く時間が無いとか、抵抗があるといった場合は「郵送検査」が便利です。専用のキットを取り寄せて、自宅で好きな時に血液を採取して郵送するだけで検査してくれます。

 

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