喉の淋菌予防に「リステリン」を使った”うがい”が効果的!?

感染しやすい性病「淋病」、フェラで喉にも感染します。

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ゲイやバイセクの人を含め男性に多い性病のひとつが、

淋病(淋菌感染症)」です。

 

感染者との性行為で、その粘膜や精液に接触することで、
「淋菌」という病原菌が感染して発症します。

 

淋病は感染率が1回の性行為で30%と高いことが特徴で、
性器に感染すると尿道から粘り気のある膿(うみ)が出たり、
尿道のかゆみや激しい排尿痛といった症状が現れます。

 

感染した性器をフェラすることで、性器から咽頭(のど)への感染
そして、また感染した咽頭から性器へ感染と、連鎖が続きます。

 

喉に感染した場合は、喉が痛くなったり、腫れたり、発熱したりと、
風邪のような症状が出ます。
※喉に感染していると、唾液を介してキスでも感染する場合もあります。

 

このような厄介な淋病ですが、その喉からの予防に「リステリン」が効果的だという研究結果が、
オーストラリアのメルボルン性健康センターの研究チームによって発表されました。

「Sexually Transmitted Infection」2016年12月号)。

「リステリン」って?

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「リステリン」は、口臭や歯周炎の予防のために歯磨きの後に口をすすいで使う、ジョンソン・アンド・ジョンソン社の洗口液です。ドラッグストアやスーパーなどで市販されているので、知っている人や実際に使っている人は多いと思います。

 

その歴史は古くて、日本の幕末にあたる19世紀後半に、イギリスで外科手術用の消毒液として開発されたのが始まりで、その後、口の中の消毒にも効果があることが分かり、世界初の洗口液として発売され、現在は50カ国以上で販売されているものです。

⇒リステリン公式サイト

リステリンでうがいすると淋菌を排除できる!?

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今回発表された研究の臨床試験では、喉に淋病が感染している(陽性)のゲイとバイセクの男性を対象に、リステリン(20ml、クールミント)を使うグループと食塩水(濃度0.9%の生理食塩水)を使うグループに分けて、それぞれ1分間口をすすいでもらったところ、リステリンの方は陽性反応が出た人は52%、食塩水の方は84%だったという結果が出ました。

 

これは1回のリステリンで口をすすぐことで、約半数の人の喉から淋菌を排除することができたことになります。このことから、研究チームはリステリンには淋病の予防に効果があると示唆しているとしています。

 

リステリンはもともと「消毒」液が由来です。その本領が確認されたというところでしょうか。ただ、この試験では対象者が少なく、期間も短かったので、効果がまだ決定的だとはいえません。女性や喉以外の淋病への検証も行われていません。

 

しかし、喉の淋病については、暫定的とはいっても陰性という結果が出ているので、効果は期待できます。

 

コンドームを使わずに「生」でフェラしてしまった場合は、リステリンで喉までしっかり口をすすいでおくと、淋病感染のリスクが抑えられる可能性が高いといえると思います。さらなる研究に期待したいですね。

 

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淋病は感染やすい性病です。性器に感染すると膿が出たり、激痛が走ったりと比較的自覚症状が分かりやすいですが、喉の場合は、風邪に似た症状だったり、場合によっては無症状のこともあるので、分かりにくいので厄介です。ゲイやバイセクの場合、フェラをしたり、させられたすることが多いので、思い当たる不安な出来事があるとか、いつもと違う異変を感じたときは、早めに淋病の検査を受けてみた方が良いですよ。⇒性病検査について